ちくしの混声合唱団

福岡県筑紫野市で活動している「ちくしの混声合唱団」です。
毎月3回、木曜日か金曜日、19時から21時、筑紫野市文化会館を拠点に練習しています。
現在メンバーは40名程。主婦、サラリーマン、学校の先生、OL、学生さん等々。
老若男女何方でも、いつでも練習参加、見学、入団できます。

合唱経験の有無は全く関係ありません。
初心者の方、大歓迎です。
楽譜が読めない方も、とりあえず読んで歌えるようになります。
是非お気軽にお出で下さい。

お問い合わせは、このブログにコメントをお願いします。

4月27日の練習

1900(41)発声・基礎
1941(77)演奏会レパ
 箱根八里(29)~2010
 荒城の月(37)~2047
  (P2・T2)
 かりかりわたれ(7)~2054
 月の光(4)~2058
  (S2)
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今回の練習、練習時間を勘違いして、ほぼ21時までやっちゃいました。すみません。
次回から注意します。


この練習時間オーヴァーに関して、自省を含めつつ、ちょっと他の団体の話だけど…
昨日まで九大コールの新入生歓迎合宿ってのに3日間行っていて、毎年譜読みやら音楽講座やらを集中的にガンガンやるわけです。
で、2日目の夜には毎年恒例の俳句会をやるんですが、この時この句会を指導してくれる私の先輩が良い事言ってたですよ。
この句会は基本的には上級生の学生が取り仕切るんだけど、その進め方が要領を得ないのもあって、無暗にダラダラ長くなってしまった事への注意だけど、
「同じ感動なら、その感動を3時間で味わえるよりも2時間で味わえた方が、感動の度合いが違う。」
確かにそうだと思いますね。
練習も同じだと思います。
長くやれば良いってもんじゃない。むしろ例えそれが時間を忘れるような楽しい練習であっても、否、楽しい練習であればあるほど、矛盾するようだけど出来るだけ短い方が良い。
練習回数も、むやみに増やすのがNGなのも然り。
特に、本番までに仕上がりが悪くて練習を追加とか言うのは、余程の事が無い限りやらない方が良いというか、やっちゃいけないぐらいのつもりでいた方が良いと思いますね。
勿論、一方で沢山時間を掛けてやる練習も必要です。特に基礎訓練やら反復練習とかは。


もう一つ、時間感覚に関して言うと、これは音楽に限らないけど、良い時間を過ごしているとアッという間に時間が経ってしまった様な、物凄く時間を短く感じますよね。そしてその時の幸福感ってないですよね。
そしてその時の集中力って凄いですよね。
本番では良くそういう感じになることが多いけど、普段の練習でも、或いは時間を掛けるべき個人的な、或いは単純な反復練習の様な時でも、そういう感覚でやれるのが理想ですよね。


音楽は時間芸術だから、時間感覚がシビアになってくると、音楽自体が変わってくると思います。


今後の練習@筑紫野文化会館多目的ホール
【5/12】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 聖なるかな(10)
 かがやく明星(10)
 琵琶湖周航の歌(10)
 浜辺の歌(10)
 Gloria in Excelsis Deo(10)
 見上げてごらん夜の星を(10)
 箱根八里(10)
 荒城の月(10)
  (S2)
2050練習終了
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【5/18】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 祈り(11)
 輝く明星
 わが魂は待つ(1)
 聖なるかな
 Gloria in Excelsis Deo
 かりかりわたれ
 浜辺の歌
 荒城の月
  (S2W2)
------------------------------------------------------------
【5/25】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 琵琶湖周航の歌
 箱根八里
 青空は清く(17)
 踊りの歌(29)
 乾草の歌(20)
 霜のあした(33)
 ふるさとの想い(9)
 海への祈り(19)
  (S2W2)
------------------------------------------------------------
【6/1】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 月の光
 夕べの歌(15)
 はるかなる山のあなた(22)
 サンタルチア(13)
 見上げてごらん夜の星を
 第九(M)
  (S2W2)
 祈り(11)
 輝く明星
  (S1W2)
------------------------------------------------------------
【6/15】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 わが魂は待つ(1)
 聖なるかな
 Gloria in Excelsis Deo
 かりかりわたれ
 浜辺の歌
 荒城の月
 琵琶湖周航の歌
 箱根八里
  (S1W2)
------------------------------------------------------------
【6/23】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 青空は清く(17)
 踊りの歌(29)
 乾草の歌(20)
 霜のあした(33)
 ふるさとの想い(9)
 海への祈り(19)
 月の光
 夕べの歌(15)
  (S1W2)
------------------------------------------------------------
【6/29】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 はるかなる山のあなた(22)
 サンタルチア(13)
 見上げてごらん夜の星を
 第九(M)
  (S1W2)
 祈り(11)
 輝く明星
 わが魂は待つ(1)
 聖なるかな
  (W2)
------------------------------------------------------------
【7/7】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 Gloria in Excelsis Deo
 かりかりわたれ
 浜辺の歌
 荒城の月
 琵琶湖周航の歌
 箱根八里
 青空は清く(17)
 踊りの歌(29)
 乾草の歌(20)
  (W2)
------------------------------------------------------------
【7/13】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 霜のあした(33)
 ふるさとの想い(9)
 海への祈り(19)
 月の光
 夕べの歌(15)
 はるかなる山のあなた(22)
 サンタルチア(13)
 見上げてごらん夜の星を
 第九(M)
  (W2)
------------------------------------------------------------
【7/21】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 祈り(11)
 輝く明星
 わが魂は待つ(1)
 聖なるかな
 Gloria in Excelsis Deo
 かりかりわたれ
 浜辺の歌
 荒城の月
 琵琶湖周航の歌
 箱根八里
 青空は清く(17)
 踊りの歌(29)
 乾草の歌(20)
 霜のあした(33)
 ふるさとの想い(9)
 海への祈り(19)
 月の光
 夕べの歌(15)
 はるかなる山のあなた(22)
 サンタルチア(13)
 見上げてごらん夜の星を
 第九(M)
 (通し→ダメ出し)
------------------------------------------------------------
【7/27】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 祈り(11)
 輝く明星
 わが魂は待つ(1)
 聖なるかな
 Gloria in Excelsis Deo
 かりかりわたれ
 浜辺の歌
 荒城の月
 琵琶湖周航の歌
 箱根八里
 青空は清く(17)
 踊りの歌(29)
 乾草の歌(20)
 霜のあした(33)
 ふるさとの想い(9)
 海への祈り(19)
 月の光
 夕べの歌(15)
 はるかなる山のあなた(22)
 サンタルチア(13)
 見上げてごらん夜の星を
 第九(M)
 (通し→ダメ出し)
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≪7月30日(日)第一回定期演奏会≫
 祈り(11)
 輝く明星
 わが魂は待つ(1)
 聖なるかな
 Gloria in Excelsis Deo
 かりかりわたれ
 浜辺の歌
 荒城の月
 琵琶湖周航の歌
 箱根八里
 青空は清く(17)
 踊りの歌(29)
 乾草の歌(20)
 霜のあした(33)
 ふるさとの想い(9)
 海への祈り(19)
 月の光
 夕べの歌(15)
 はるかなる山のあなた(22)
 サンタルチア(13)
 見上げてごらん夜の星を
 第九(M)
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4月20日の練習

1905(43)発声・基礎
1948(63)演奏会レパ
 Gloria in Excelsis Deo(30)
 見上げてごらん夜の星を(32)
  (P×2・T×2)
 箱根八里(01)
  (T×1)
2051(09)連絡・片付
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今回の練習には、このブログを見て頂いてお二人のご見学の方がいらっしゃいました。
有難うございます。
それにしては、ちょっと乱暴な練習になって、ゴメンナサイでした。
ただ、今回の様な練習が、この合唱団でも他の合唱団では殆どない一番特徴的な練習でもあり、ある意味一番過酷な練習だったので、それを体験して頂いたのは良かったかもしれません。
最初はちょっと大変だけど、そのうち楽しくなると思いますので、お付き合い頂けると嬉しいですね。


今回から、最初に発声を取り入れました。
前に一度やって、止めてしまいました。
正直、発声はそれはそれで成果が出るには時間が掛かるし、勘違いしやすい。
でも、今後のことを考えるとやっぱりちく混ではやった方が良いかなと思った次第。


それにしても、このARA読み練習はしんどいね。
特に今回の2曲は、1曲は音域が広かったし、1曲は転調があったし。
ちょっと無理矢理って感じもあって、ちょっとゴメンナサイでした。
でも、それはそれで、通るからね。
大したもんです。
次回の練習で、残りの箱根八里と荒城の月の2曲をやっつけましょう。
そしたら、次は新しい曲を皆でもう一度ソルファで2回ずつ読んでいきます。


前にも書いたかもしれないけれど、今回の1回目の演奏会は、準備期間がそれ程あるわけではなく、正直、まだ譜読みの実力もそれ程付いているわけでもなく、曲数も多く、しかも全てア・カペラという相当過酷な状況です。
私の経験の中でも、珍しいです。
考えただけでも相当アドレナリンが噴き出します。
しかし、こういう時こそ、楽しんで頑張る。
そして、とにかく出来るところまで行く。
私も本番の為だけに表面を繕った様な練習は極力やらないつもりです。
皆さんが自分で楽譜を読む力、歌う力、体力を付けることが今はまだ一番大事。
出来たところまでをステージに乗せる。
客のウケは考えない。
そういう覚悟です。
いやぁ、ドキドキしますね。

せっかくだから、長くなるけど、演奏会までの練習計画を載せときます。ハハハ。




【4/27】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 箱根八里(25)~1955
 荒城の月(35)~2030
  (P2・T2)
 かりかりわたれ(10)~2040
 月の光(10)
  (S2)
------------------------------------------------------------
【5/12】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 聖なるかな
 かがやく明星
 琵琶湖周航の歌
 浜辺の歌
 Gloria in Excelsis Deo
 見上げてごらん夜の星を
 箱根八里
 荒城の月
  (S2)
------------------------------------------------------------
【5/18】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 祈り(11)
 輝く明星
 わが魂は待つ(1)
 聖なるかな
 Gloria in Excelsis Deo
 かりかりわたれ
 浜辺の歌
 荒城の月
  (S2W2)
------------------------------------------------------------
【5/25】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 琵琶湖周航の歌
 箱根八里
 青空は清く(17)
 踊りの歌(29)
 乾草の歌(20)
 霜のあした(33)
 ふるさとの想い(9)
 海への祈り(19)
  (S2W2)
------------------------------------------------------------
【6/1】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 月の光
 夕べの歌(15)
 はるかなる山のあなた(22)
 サンタルチア(13)
 見上げてごらん夜の星を
 第九(M)
  (S2W2)
 祈り(11)
 輝く明星
  (S1W2)
------------------------------------------------------------
【6/15】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 わが魂は待つ(1)
 聖なるかな
 Gloria in Excelsis Deo
 かりかりわたれ
 浜辺の歌
 荒城の月
 琵琶湖周航の歌
 箱根八里
  (S1W2)
------------------------------------------------------------
【6/23】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 青空は清く(17)
 踊りの歌(29)
 乾草の歌(20)
 霜のあした(33)
 ふるさとの想い(9)
 海への祈り(19)
 月の光
 夕べの歌(15)
  (S1W2)
------------------------------------------------------------
【6/29】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 はるかなる山のあなた(22)
 サンタルチア(13)
 見上げてごらん夜の星を
 第九(M)
  (S1W2)
 祈り(11)
 輝く明星
 わが魂は待つ(1)
 聖なるかな
  (W2)
------------------------------------------------------------
【7/7】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 Gloria in Excelsis Deo
 かりかりわたれ
 浜辺の歌
 荒城の月
 琵琶湖周航の歌
 箱根八里
 青空は清く(17)
 踊りの歌(29)
 乾草の歌(20)
  (W2)
------------------------------------------------------------
【7/13】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 霜のあした(33)
 ふるさとの想い(9)
 海への祈り(19)
 月の光
 夕べの歌(15)
 はるかなる山のあなた(22)
 サンタルチア(13)
 見上げてごらん夜の星を
 第九(M)
  (W2)
------------------------------------------------------------
【7/21】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 祈り(11)
 輝く明星
 わが魂は待つ(1)
 聖なるかな
 Gloria in Excelsis Deo
 かりかりわたれ
 浜辺の歌
 荒城の月
 琵琶湖周航の歌
 箱根八里
 青空は清く(17)
 踊りの歌(29)
 乾草の歌(20)
 霜のあした(33)
 ふるさとの想い(9)
 海への祈り(19)
 月の光
 夕べの歌(15)
 はるかなる山のあなた(22)
 サンタルチア(13)
 見上げてごらん夜の星を
 第九(M)
 (全曲通し→ダメ出し)
------------------------------------------------------------
【7/27】ゲネ・プロ
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 祈り(11)
 輝く明星
 わが魂は待つ(1)
 聖なるかな
 Gloria in Excelsis Deo
 かりかりわたれ
 浜辺の歌
 荒城の月
 琵琶湖周航の歌
 箱根八里
 青空は清く(17)
 踊りの歌(29)
 乾草の歌(20)
 霜のあした(33)
 ふるさとの想い(9)
 海への祈り(19)
 月の光
 夕べの歌(15)
 はるかなる山のあなた(22)
 サンタルチア(13)
 見上げてごらん夜の星を
 第九(M)
 (全曲通し→ダメ出し)
------------------------------------------------------------

4月6日の練習

1900(27)基礎
1927(85)演奏会レパ
 かがやく明星
 琵琶湖周航の歌
 浜辺の歌
  (P×2・T×2)
 箱根八里
  (T×1)
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今回の練習で歌ったのは、たったの4曲だけ。
だけど、箱根を除いてそれぞれ各パートを2回ずつ、全体で2回乃至3回歌ったので、1曲に付き10回か11回歌っているので、3曲で延べ30曲分、それに箱根を1回歌ったので、全部で延べ32曲分歌ったことになります。
私も殆ど口を出しませんから、曲だけの練習85分の内、多分75分以上は歌っていると思います。
しんどい練習かもしれませんけど、数に勝る練習はありません。
どんどん読みましょう。
タフになりますよ。
それに、今回の様な練習は、合唱の練習なのに合唱で歌ったのは全体のほぼ5分の1。大部分の、つまり5分の4は、全員ユニゾンで歌っています。
これが良いんです。
何と言ってもまずはユニゾンですよ。
それもそのユニゾンの練習の4分の3は自分のパートではない他のパートを読んでいるんです。
こんないい勉強はありません。
もう、超自画自賛ですが、多分凄く力になると思います。
ただ、こういう練習は、今のところ、流石に次回とその次ぐらいまでの予定です。
ですから今、頑張って、そして楽しんで歌ってください。


さて、演奏会までの大まかな練習計画を早速立てました。
残り13回。
とにかくガンガン歌い込むことを主眼に置いています。
頑張って参りませう。




【4/20】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 Gloria in Excelsis Deo
 見上げてごらん夜の星を
 箱根八里
  (P×2・T×2)
 荒城の月
  (T×1)
 
 時間が余れば…
  かりかりわたれ
  月の光
  聖なるかな
  かがやく明星
  琵琶湖周航の歌
  浜辺の歌
   (T×2)

3月23日の練習

1900(30)基礎
1930(30)演奏会レパ
 月の光
 かりかりわたれ
 聖なるかな
 (P×2・T×2)
2020(10)休憩
2030(32)
 かがやく明星
 琵琶湖周航の歌
 浜辺の歌
 Gloria in Excelsis Deo
 見上げてごらん夜の星を
 (T×2)


 P:各パートを全員ユニゾンで読む
 T:自分のパートを読んで合わせる
------------------------------------------------------------

まずは皆さん、遅くなりましたけど、発表会、お疲れさまでした。
ま、ともかく楽しかったですよね?
良しとしましょう。


で、その発表会明け最初の練習でした。
早速、次の7月30日のいよいよ第1回演奏会の為の曲目の練習に入りました。
いやぁ、非常に愉快な練習だったですよ。
今度の演奏会では、今まで歌った愛唱曲が中心になる訳ですが、それだけでなく新曲も入るわけで、そのうちの8曲を準備しました。
正直、どの位皆さんが読めるだろうかと、実はかなり恐々だったんだけど、いやいや、私の予想をはるかに上回る読譜力、素晴らしい。
譜読みの簡単な順に練習したわけで、最初の3曲は、其々のパートを全員で読んだ後、自分のパートに戻って合わせるという、いわゆる「ARA読み」からスタート。
で、後半は、時間も無かったので、とにかく全体を把握する為に、各曲いきなり自分のパートを読むという所謂全く王道の譜読みでやりました。
これが、本当に思った以上に上手く行った!
これまでの積み重ねが、1回の本番で開花しましたかね。
勿論、読めていない部分は沢山あるけれど、少なくとも眼が楽譜に付いて行っているというか、何とかテンポをキープして進もうとしているし、どこかで落としてもとにかく先へ進もうとする姿勢が、何より素晴らしい。
アンサンブルの練習、というかちょっと大袈裟に言えば、時間芸術である音楽の練習の在り方として、最も大事なことだと思いますね。
是非、この調子で行きましょう。

さて、次の練習も同じような練習になりますが、次回は今回の後半のレパートリーのARA読みから始めます。
これらの曲は、前述のように、もう既に今回Tutti(全員)の初見読みでそれなりに歌えたわけだけど、敢えて、一度はARA読みをします。
ARA読みなんて普通の合唱団じゃ殆ど絶対してないと思うし、コールアカデミーでも滅多にやりません。Chor Solfa!でちょっと前に大々的にやって今も時々やってますが、私は実はメチャクチャ大事な良い練習だと思ってます。(自画自賛っぽくてすみません)


それに、もう2曲(最初の計画では「箱根八里」1曲だったんだけどもう1曲「荒城の月」を加えます)新たに楽譜を準備します。
これもARA読みからスタートするか、或いはTutti初見から入るかもしれません。
で、さらに時間があれば残りの新しい曲をさらいます。
これらの新曲の出来を見た上で、最終的に全体の曲目を決めたいと思います。

今のところ全部で22曲、全てアカペラ。
ある意味、非常に挑戦的な演奏会になりますね。
私のこれまでの経験でも、これだけアカペラのピースものを並べてやるのは九大コールアカデミーだけだし、そのアカデミーでも結構珍しい、かなりタフな演奏会ですよ。
正直言って、客ウケよりもむしろ合唱団の実を取る感じですが、私の幾つかの成功体験から言えば、こういう演奏会が結構好評だったりすることもあるので、ある意味全く勝ち目がないわけではない(変な言い方ですみません)。
良い演奏(決して上手い演奏ではなくても)をすれば、分って下さるお客さんも居ると思います。


それからもう一つ、最初の基礎練習の時間の中に、発声練習を組み入れたいと思います。
以前にちょっとやった奴です。
徐々にですが、少し声の事も考えていきたいと思います。


加えて、練習の時間割をちょっと変えてみます。
19時に始めてそのまま20時50分まで、基本的にぶっ通しで練習します。
勿論、途中でお手洗いなどは自由です。
最初はちょっと大変かもしれないけれど、取敢えずお付き合い下さい。



いやぁ、俄然楽しみになってきた。(って私だけでなくて、皆さんもだと良いんだけど…)



【4/6】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 かがやく明星
 琵琶湖周航の歌
 浜辺の歌
 Gloria in Excelsis Deo
 見上げてごらん夜の星を
 箱根八里
 荒城の月
 (P×2・T×2)
 かりかりわたれ
 月の光
 聖なるかな
 (T×2)
2050連絡・片付

3月9日の練習

1900(47)1ステ「ちく混の成り立ち~公開練習~」GP
 基礎練習デモンストレーション(20分)
 カノン1曲
 久しき昔(7/イギリス)(ソルファと歌詞で)
 サンタルチア(13/イタリア)(同上)
 第九ダイジェスト「M~」(同上)
1947(10)連絡・休憩
1957(60)3ステ「ドイツの歌」&アンコールGP
 わが魂は待つ(1)
 ローレライ(5)
 ばらの花咲き(16)
 眠りの精(2)
 夜(28)
 神の栄光(34)
 七つの子
 かわいいあの娘
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今回は、贅沢にも本番のホールを使ってのGPでした。
ホント、本番と同じステージで練習できるなんて、こんな理想的な事はないですね。
たとえそこが音響的には決して優れていなくても。


演奏会の音響は良いに越したこたぁない。
特にクラシックの様に、マイクを通さない、今時の言い方で言えば、アンプラグド、つまりアコースティックな演奏の場合、ホール自体が一つの楽器になるから、その楽器の良し悪しは確かに大きく影響する。
でもですね、まあ、それは本質的には二の次ですね。
確かにお客さんにより美しく聴こえるホールの方が良いけど、ホールの良し悪しを言うなら、それよりむしろ大事な事はステージ上で演奏者が演奏しやすいかどうかだと思いますね。
つまりステージ上でお互いに聴き易いかどうか。
そして、気持ちよく演奏できるかどうか。
そっちの方がずっと大事だと思いますね。


しかしですね、確かにそういうことは言えるだけど、これでさえ、演奏会場として絶対条件かと言えば、余程の悪条件でない限り、全然そんなことはないと思いますね。
私もアカデミーとかババテシとかで、それこそ学校の体育館、講堂、教室、料亭の畳の座敷、絨毯の敷き詰められただたっぴろいホテルの宴会会場なんか、まだ屋根があるのは良い方で、屋外でなんにもないところなんかでも、結構散々本番をやりました。
勿論、やり易いやりにくいはあるけど、でもあんまり関係ないね。
どこでもやれることはやれるし、やることがそう変わるわけでもない。
それからついでに言うと、お客さんが2人でも2000人でも、やることは一緒。
我々はどうしても客の入りがとか、会場の響きがとか言いたくなるけど、そんなことを言ってもあんまり意味がないと思いますね。
ま、勿論、気にはなるけどね。


今回の様な、確かに音楽ホールとしては、決して満足のいくようなホールではなくても、そこに慣れてしまえば何とかなるってことです。
その為にも、今回の様に、本番の前に1回でも練習できたことはとても良かった。
後は、お客さんにどういう具合に聴こえてるかとか考えずに、そこで練習と同じように演奏することですね。
本番は決して物凄く特別なものではありません。
「本番が一番良かった」ってよく言うけど、勿論、気合の入り方が違って火事場の馬鹿力みたいなものは出ることはあるけど、実は必ずしも本番が一番良いとは限らない。
むしろ練習の方がずっと良い事の方が実は多いんです。
練習で出来ないことは、本番ではほぼ出来ない。
逆に練習で出来たことも、本番では出来ないことが多い。
だから、本番では、出来るだけ練習通りにやろうとした方が良いと私は思います。


後は、その場の空気、つまりこれにはお客さんが絡むけど、いつもの練習はある意味自分達自身の為に音楽やってるけど、演奏会には聴いてるお客さんがいる。
そこには大きな違いがあるわけだけど、このお客さんは、基本的にはみんな我々の味方なんです。
どこか良い音を必ず探してくれる。それは演奏者の為にというよりは、お客さん自身が、わざわざ自分で足を運んで聴きに来たわけで、せっかく来たんだから少しでも良い思いをして帰りたいと思っているはずで、だからほんのちょっとでも良いところがあったら、そこを自分の為に喜びたいなと思っているはずです。
そういう気持ちがそもそも観客にあるから、こっちも真摯に一所懸命に演奏さえすれば、
何かしか良いレスポンスを返してくれるはずです。
だから、基本的にはプラスにしか作用しないんです。
そして、そこがライブの一つの醍醐味じゃないですかね。


どう聴こえているかはあんまり考えてもしょうがない。
でも、どう演奏するかは一所懸命に考えましょう。
それも、お客さんの為にではなく、自分の為に、或いは自分達の為に。
そして、とにかくせっかくの音楽の時間、自己満足で良いから、どっぷり浸って楽しみませう。