ちくしの混声合唱団

福岡県筑紫野市で活動している「ちくしの混声合唱団」です。
毎月3回、木曜日か金曜日、19時から21時、筑紫野市文化会館を拠点に練習しています。
現在メンバーは40名程。主婦、サラリーマン、学校の先生、OL、学生さん等々。
老若男女何方でも、いつでも練習参加、見学、入団できます。

合唱経験の有無は全く関係ありません。
初心者の方、大歓迎です。
楽譜が読めない方も、とりあえず読んで歌えるようになります。
是非お気軽にお出で下さい。

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2月1日の練習

1900(22)基礎
1922(19)讃美歌
 91.とこしえの神は
1941(26)1ステ
 Ave Verum Corpus
 荒城の月
 (ソルファ、歌詞)
2007(10)連絡・休憩
2017(46)水のいのち
 5.海 (solfa、歌詞)
 1.雨(solfa)
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「音を取る」という作業、これ、速さ、或いは効率から言えば、単に「音を聴いて覚える」方が恐らく速いですね。
「楽譜を読んで音を取る」というのは、まず楽譜の読み方から憶えないといけない上に、そこから自分で音を探って取らないといけないので、結構な時間が掛かります。
だから、世の中の人が、自分で弾くか、他人が弾いてくれる楽器から音を取る、或いは、何らかの音源を聴いて音を取るという方に走るのは、分からなくはない。
早いとこ音を取ってしまえれば、取敢えず歌えるわけだから。
移動ド唱法なんて面倒な事が出来なくても、音が取れればそれでいい。
逆に楽譜はその補助みたいなもの。


ある関東の有名な合唱団は、暗譜が絶対。練習の時も楽譜を見ない。というよりは、実はメンバーの大半は楽譜が読めない。音は聞いて覚える。つまり逆に言うと、憶えてしまわないと歌えない、練習に参加できない。なので楽譜は基本必要ない。
様々な楽譜の指示も、音源を聞いて覚えるか、指揮者が指示したことを覚える。
というのを聞いたことがあります。
とある有名な先生、曰く、これは究極のアマチュアで、これはむしろグルっと回って、西洋の最上級のプロに近い、のだそうです。


本当にそうかなぁ。
これ、楽器の世界でも通用すると思いますか?
もし、今の日本の合唱界が、オケや吹奏楽やピアノなどの楽器の世界から見て、未熟に見えるとすれば、この合唱団程極端でなくても、それに近い程度に楽譜が読めていないという事にあるんじゃないかという気がします。


本を読んで、頭で理解したり想像したり物語を組み立てたりして、そしてそれを声に出して、人とおしゃべりしたり、議論するように、楽譜を読んで、まず頭の中に音楽を鳴らし、それを口にしたり楽器で奏でたりする。


文字の無い世界で、ゲーテやトルストイ、紫式部などの世界中の数多の偉大な文学作品が生まれたでしょうか?同じように、楽譜の無い世界で、バッハのマタイ受難曲、ベートーヴェンの第九やブラームスのドイツレクイエムなど世界中の名曲は生まれたでしょうか?


まあ、どっちが正しいというのではないけれど、知的作業としては、かなりの差はあると思います。
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【2月15日】[22]
1900(20)基礎
1920(20)讃美歌
 92.ああ讃むべきかな
1940(20)1ステ
 Shenandoah
 Ave Verum Corpus
 荒城の月
 (solfa・歌詞)
2000(10)連絡・休憩
2010(50)水のいのち
 1.雨
 2.みずたまり
 3.川
 (solfa・歌詞)

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