4月5日の練習
1900(30)基礎
1930(38)演奏会レパ
アビニョンの橋の上で
はるけき森を
マギー若き日の歌を
かわいいあの娘
春の歌
兵士
2008(12)休憩
2020(40)演奏会レパ
ばらの花咲き
友よ手をのべて
おおひばり
遥かな友に
第九
(solfa*2)
[3ラウンド(solfa*2)]
おしえ給え神よ
いざやともに
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基礎練習。
いつもは長調でやっているパターン練習をちょっと趣向を変えて短調でやってみました。
これもまた美しい。
音楽の美しさは、音階の美しさといっても過言ではない。
音階や音程の練習は、確かに基礎練習ですが、それは音の幅を正しく認識するという機械的な能力を上げることではなくて、結局、それを如何に美しいと思い、美しく歌おうとするかという美意識に依るものです。
また、音楽の楽しさはリズムにある。
リズムは原始的な単純であるが故に本来人間が持っているプリミティヴな本能を刺激するし、繰り返し打たれる拍動こそ、人の心を高揚させる。
4拍子とは4回気持ちが良いこと。
その点から点への動きこそが快感。
リズムだけではなく、メロディも、何度も繰り返されるところに一種の快感があります。
それは単なる繰り返しでなく、同じように繰り返されることによる高揚感や瞑想感とか、或いは少しずつ変化していくヴァリエーションの面白さとか、そういうものが音楽の根本的な楽しさだと思います。
カノンを歌う時の快感も、実は一つにはそれがあります。
同じものがグルグル廻る時のめまいにも似た瞑想的な快感。
体感的に例えて云うなら、遊園地のコーヒーカップや、メリーゴーランドに乗った時の、あの感じです。
ベートーヴェンの第九の4楽章のあの一番有名なメロディだって、何度出てくるかわからないというぐらい、色々と形を変えて4楽章の中で繰り返される。
同じく「運命」のジャジャジャジャーンは、あの交響曲全体の中で、1000回ぐらい繰り返される。
繰り返しは楽しいものだと思いましょう。
演奏会の練習が3ラウンド目に入りました。
最初の音が随分ハモるようになってきました。
バス、テノール、アルトの3声で音を出した時に、ソプラノの音に当たる倍音が随分綺麗に出るようになってきました。
曲によって、或いは部分によって歌えている、歌えていないのバラつきが当然あるけど、どの曲も少しずつ形になってきてます。
辛抱強く、かつのんびり行きましょう。
耳は鍛えれば鍛える程、良くなります。
耳を鍛えるという事は、良い音程、良いハーモニーが出た時に、それを美しいと感動することによって出来ます。
技術的なこともさることながら、そういう心持ちや美的感性が何より大事だと思います。
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【4月13日(金)】⑯
1900(30)基礎
1930(30)演奏会レパ
2000(10)連絡・休憩
2010(50)演奏会レパ
[3ラウンド(solfa*2)]
Sanctus
Ave Maria
朧月夜
たなばたさま
小さい秋みつけた
雪
ふるさと
庭の千草
アビニョンの橋の上で
はるけき森を
マギー若き日の歌を
かわいいあの娘
春の歌
兵士
ばらの花咲き
友よ手をのべて
おおひばり
遥かな友に
第九