ちくしの混声合唱団

福岡県筑紫野市で活動している「ちくしの混声合唱団」です。
毎月3回、木曜日か金曜日、19時から21時、筑紫野市文化会館を拠点に練習しています。
現在メンバーは40名程。主婦、サラリーマン、学校の先生、OL、学生さん等々。
老若男女何方でも、いつでも練習参加、見学、入団できます。

合唱経験の有無は全く関係ありません。
初心者の方、大歓迎です。
楽譜が読めない方も、とりあえず読んで歌えるようになります。
是非お気軽にお出で下さい。

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1月20日の練習

【1月20日[1900-2045](パープルプラザ)】
1900(20)基礎
1920(29)ハーモニー交流会
 父なる御神に
 われに帰れ
1949(10)休憩
1959(49)ハーモニー交流会
 われに帰れ
 琵琶湖周航の歌
 羊飼いよ急ぎ行きて
 神の栄光
2048終了
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ハーモニー交流会の練習2回目、今日は割とスムーズにいったような。
上から目線でゴメンナサイですが、2回目にして音も随分良い音がしていると思いました。
直した方が良い所は勿論まだ沢山あるけれど、既に全体として良い音楽が流れているので、冗談で言ったけど、もしこのまま本番を迎えることになっても、そんなに悪くないなと正直思いました。


私は、例えば子供達のピアノ教室の発表会なんか、どんなに下手くそで、間違いが多い演奏でも凄く感動することが多いです。
逆に大人の、合唱コンクールなんかの上手で立派な演奏や、大規模なオケ付きの演奏を聴いても感動しないことが多いです。
何故だろうとずっと疑問でしたが、最近何となく分かるような気がしてます。


それは、その発表会なりコンクールで奏でている人達の背景が透けて見えるというか、感じられるからじゃないかと思います。


子供がその発表会で演奏するまでには、一般的に、まず毎回のレッスンなりで例えばハノンなんかの指の訓練の楽譜を弾き、バイエルなんかの教則本の曲を数多く弾いた上で、その発表会の曲に辿り着いているわけです。
そして場合によっては、その発表会で弾く曲は必ずしも自分が好きな曲というわけではないかもしれないし、いつも先生からあーだこーだとうるさく言われて弾いている曲かもしれない。
そもそもその子供が本当にピアノを大好きとは限らなかったり、親に言われてイヤイヤやっているだけかもしれないし、本当は人前で弾くのは好きじゃないかもしれない。
でも、兎に角それなりに一所懸命に練習をしてきて、そこで弾いている。
そういうプロセスが演奏の背景に見える。
そう、そこでは、彼なり彼女は、兎も角も、最初の基礎練習から、今の演奏の最後の一音に辿り着くまで全部一人でやってきた。
教えられてきたとは言え、実際に弾いてきたのは、間違いなくその人一人です。


一方、例えばコンクールで歌う大人の合唱団。
発声練習はするけど、音取りはどんなに難しい曲でも、例えばパートに分かれてパートリーダーが鍵盤を叩いてくれる音を覚えればそれで良し。楽譜は読めなくても良い。後は大勢で、その中には歌の上手い人が居たりして、そういう人に付いていって、偉い先生の指揮で如才なく歌えれば、輝かしい賞に辿り着く。
曲も自分達の好きな曲や難曲、有名曲を選曲できる。
或いは素晴らしいホールでプロのオーケストラやソリストの方々が一緒に演奏してくれるから多少間違っても全体として立派な演奏が出来、観客からの盛大な拍手を浴びることが出来る。
そういうプロセスが垣間見えたりする。
でも、果たして、そこで歌っている彼なり彼女は、前のピアノの子供と同じように、全てを一人でやってきたと本当に言えるかな?
勿論、独奏とアンサンブルを同じに論ずることは出来ないし、大いに個人差はあると思いますが、そういうのはちょっと棚に上げた上で、一人のアマチュア音楽家として、どっちが「本格」と言えるだろうか。


いや、音楽の楽しみ方なんで、人それぞれだから、そんなことは言う必要は全然ない、夫々の楽しみ方があるし、そこに至る努力も人それぞれなんだから、それはそれで良いんです。
が、私はそもそも天邪鬼のひねくれ者なので、どこかシニカルで意地悪な見方をしてしまいがちな人間なので、直ぐに色々言いたくなるんですが、でも別に最初からそういう先入観があって音楽を聴こうと思わなくても、そういう風に聴こえてしまうことがどうしてもあるんです。


そういう私が(というかそういう私だからかもしれませんが)、これも上から目線的で、ちょっと自画自賛的で本当に申し訳ないのですが、昨日のちく混の練習というか演奏を聴いていると、ピアノ教室の生徒さん達の演奏同様、自分の声で音階や音程を歌って頭と耳で確認し、自分の力で一音符ずつ楽譜を読んで声にし、讃美歌なんかの基礎的な曲を沢山読んで、特に好きというわけで歌っているわけでもない曲を、でもちゃんと演奏しようとしている、というその背景がその演奏から感じられて、その音を聴いていると、上手い下手とかと全く無関係に、でも結構良い音してるところもあって、普通に感動するんですよ。
なんていうのかなぁ、音が自立してるって言うのもあるんですよね、多分。
みんながみんな、一(いち)から自分で音楽を創ろうとしているという感じの。
創らされている、演奏させられているという感じではなく。
その、混じりっ気のない純粋さにも魅かれるんでしょうね。


ということで、なんか褒めちぎった感が無くもないですが、別にそういうつもりもありません。
勿論、くさしてもいないけど。
ただ、進むべき方向は間違ってなさそうだと思います。
でも、先はまだ長いです。
のんびり、でもきちんと、そして楽しくいきたいですね。


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【2月3日[1900-2045](パープルプラザ)】
1900(20)基礎
1920(25)ハーモニー交流会
 父なる御神に
 われに帰れ
 琵琶湖周航の歌
 羊飼いよ急ぎ行きて
 神の栄光
 歓喜に寄せて
1945(10)休憩
1955(50)ハーモニー交流会
 父なる御神に
 われに帰れ
 琵琶湖周航の歌
 羊飼いよ急ぎ行きて
 神の栄光
 歓喜に寄せて
2045終了

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