ちくしの混声合唱団

福岡県筑紫野市で活動している「ちくしの混声合唱団」です。
毎月3回、木曜日か金曜日、19時から21時、筑紫野市文化会館を拠点に練習しています。
現在メンバーは40名程。主婦、サラリーマン、学校の先生、OL、学生さん等々。
老若男女何方でも、いつでも練習参加、見学、入団できます。

合唱経験の有無は全く関係ありません。
初心者の方、大歓迎です。
楽譜が読めない方も、とりあえず読んで歌えるようになります。
是非お気軽にお出で下さい。

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10月21日の練習

1900(20)基礎
1920(21)カノン
 134.声あげ歌え
 133.いざやうたえ
 135.みんなで歌えば
1941(14)讃美歌
 61.輝くみとのよ
1955(10)休憩
2005(20)讃美歌
 61.輝くみとのよ
2025(20)愛唱曲集
 33.霜のあした
 34.神の栄光
2045終了
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私事で恐縮ですが、
今ちく混でやっているカノン、讃美歌、愛唱曲
これ、いずれも私自身は他の合唱団でやっているものばかりです。
カノンは3回目。
讃美歌は合唱では2回目。
愛唱曲は、かれこれ入れるともう10数回以上はやってると思います。
でも、前にいつどこでやったかは殆ど覚えていません。
つまり初見同様です。
例えば今回やった讃美歌61番は、調べてみると2018年2月にやってました。
また、最近ではリコーダーカルテットで何度も吹いています。
でも、その約3年近く前の練習の記録を見ても、この曲に関して何の所感も書いてないし、リコーダーでやった時も特に感激した覚えはない。
だけど、今回ここちく混の練習でやってみて、こんなに良い曲だったんだと感動しました。
こういうところが面白いと思います。
他のレパートリーも一緒。
同じ曲でも、演奏する人、時間の経過で、感じ方が変わってくる。
でももしも、この曲を僕が覚えてしまっていたら、多分ここまでこんな風には思わなかったと思います。
つまり、一旦忘れてしまったことが、新たな環境の中でこの曲に出会って、新たな発見や感動を呼び起こした。
忘れることは悪いことばかりではなく、そうすることで新たに芽吹くことが往々にしてある。
そういう意味で、忘却は例えば田畑の耕しみたいな物かもしれない。
稲作に例えるなら、秋に実ったを稲穂を収穫したら、その土地を耕してしまう。
そして翌年また苗を植え、そして収穫をする。
苗の種類は昨年と同じだし、収穫する稲も稲には違いないんだけど、稲の出来は毎年違う。
同じことを毎年繰り返すんだけど、次第に経験を積むから全く同じことをやっているわけではない。
いずれにしても毎年一旦田んぼを耕さないと次の収穫は出来ない。
そんな風に頭を一旦耕す作業が、実は忘却かもしれない。
落葉樹は、毎年必ず葉を落とす。
葉を落とさないと冬が越せないし、春に新しい芽吹きもできない。
落葉は忘却。
つまりそれは、新たな再生(復活)への始まり。
死は生なり。
おっと、ちょうど時期的にハロウィンですね。
とまあ、ここまで言うと超大袈裟だし、だからと言って意識して忘れているわけではないわけで、本当は覚えられないだけですが^^;
でも、今回の練習の、愛唱曲の時に、皮肉っぽく「覚えて歌ってないのが嬉しい」と言いましたが、それは上記の様な意味で、本当です。
だからこそ、もっと読めるようになって欲しいなとも思うし、覚える暇もないぐらい沢山数を読んでいるうちに、そして何度も繰り返すことで、必ず、もっと読めるようになると思います。
そしてそうすることで、常に新しい感性を産むことが出来ると思います。
記憶は一種のマニュアル作成です。
マニュアルは便利だし大事だけど、マニュアルに頼ると、思考が止まります。
大変だけど、常に今目の前にある状況に応じて新鮮に考えるようにする。
そしてその時に大事なのは、その行動の裏にあるべき思考、人格、さらにそれを支える理念とか倫理とか道徳が何なのか、何であるべきかだと思います。
自分のプリンシプルを貫く。
そして、その挙句、もしも、たまたまマニュアルと同じ思考をたどり、同じ結論にたどり着いたとしても、それは毎回全く意味が違って来るし、そこにこそ常に進歩があると思います。
聖書にある、種まきと収穫も、多分そういうことの暗示だと私は思います。


今回は話がデカくなりました。(笑)


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【10月28日[1900-2045](パープルプラザ)】
1900(20)基礎
1920(15)カノン
 136.きれいなこえで
 137.いつもほがらに
1935(15)讃美歌
 62.主イエスのみいつと
1950(10)休憩
2000(20)讃美歌
2020(25)愛唱曲集
 34.神の栄光
 01.わが魂は待つ
 02.眠りの精
 03.いざ祝え

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