ちくしの混声合唱団

福岡県筑紫野市で活動している「ちくしの混声合唱団」です。
毎月3回、木曜日か金曜日、19時から21時、筑紫野市文化会館を拠点に練習しています。
現在メンバーは40名程。主婦、サラリーマン、学校の先生、OL、学生さん等々。
老若男女何方でも、いつでも練習参加、見学、入団できます。

合唱経験の有無は全く関係ありません。
初心者の方、大歓迎です。
楽譜が読めない方も、とりあえず読んで歌えるようになります。
是非お気軽にお出で下さい。

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11月13日「第九」練習

【11月13日(日)[13:00-15:30](大ホール)】①
1300(15)基礎
1315(13)筑紫野市歌
1328(32)第九
 595-654
1400(12)休憩
1412(28)第九
 654-Last
1440(10)休憩・移動
1450(30)第九(舞台上)
 通し&ダメだし
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ピアノでの最後の練習が終わりました。
まずは、ピアニストの武末先生の大感謝したいと思います。
この第九の練習のピアノ伴奏、本当に難しいと思います。
私も何人かのピアニストの方とご一緒しましたが、どの方も大変苦労されていました。
ピアノが上手ければ誰でも出来るわけではないと思います。
武末先生は、8年前の筑紫野の第九以前から、九響の第九の練習の時等で、ずっと弾いてこられたベテランです。
それもただ単に、数をこなしてきたというのではなく、大変勉強され、そして綿密に準備をされてきています。
ある意味、私よりも第九を熟知されていると言っても過言ではありません。
当たり前の様に、練習が滞ることなく進んだのは、武末先生が弾いて下さっていたからです。
そういう一流のプロに支えられながら練習が出来てきたという事は、本当に大変幸運な事です。


同時に、筑紫野文化会館の職員の皆さん、或いは毎回受付などの準備をされたスタッフの皆さんの仕事があってこそ、滞りなくここまで来れました。
特にこのコロナ禍の中でのそうした作業に、どれ程神経を砕かれただろうと思います。
本当に感謝申し上げたいと思います。



7月からの19回の練習、皆さんが全て出席されたわけではないと思いますが、それでも10数回の練習をされてきたと思いますが、大変ご苦労様でした。
第九はホント、しんどい曲です。
でもこれ程、結局最終的に人々を魅了する合唱曲もないかもしれません。
私の拙い練習のせいもあって、皆さんここまで大変だっと思いますが、もうあと3回歌ったらおしまいです。
そしてここからが本当に「美味しい」時間であり、本当の第九、第九の神髄に触れることの出来る時間です。
第九の本来の姿、オーケストラと共に歌う事。
世界が一変すると言っても過言ではありません。
短い時間ですが、どうかその瞬間を楽しんで欲しい、堪能して欲しいです。


本番は勿論特別ですが、むしろ最初のオケ合せは、ファーストインプレッションとして、本当に興奮する瞬間です。
まずは、19日のオケ合せ、後が無いと思って、本番のつもりで歌ってください。
冷静に、しかもしっかり緊張もし、興奮もして。
本番の日のゲネプロも、2回目の本番のつもりで。
恐らくオケは前日とは比べ物にならない位レベルが上がっているはずです。19日とは全くと言っていいほど違う演奏になります。
皆さんの耳も、19日よりもより色々と聴こえる様になっているはずです。
よくオケを聴いて、さらに良いアンサンブルを目指すように。
そして、最後の本番、本当の本番です。
お客さんが目の前にいます。
オケも指揮者もソリストも、本当の本気を出します。
極端に言えば、プロは、本番さえ良ければ良いんです。
逆に言うと、ちょっと大袈裟に言えば、本番に命を懸けてきます。
その本気を感じつつ、全神経と全知能、全体力を掛けて、演奏して下さい。
お客さんの為に、というよりは、もう二度とないこの音楽集団(バンド)の集大成を創ることに集中し、楽しんで欲しいです。
その本気度は、必ずお客さんに伝わります。


音楽は時間芸術です。
どんなに素晴らしい音も一瞬で消えてしまいます。
そしてどんな素晴らしい演奏も、最後は何もない静寂で終わります。
そしてそれは二度と再現できません。
例えそれを録音しても、それは全く違うもの。
単なるごく一部分の記録にすぎません。
人の人生を沢山カメラに収めようと、克明に日記に綴ろうとも、それは長い人生を針の穴で覗くような、ごくわずかな一部分の切り取りでしかないのと一緒です。
その瞬間にある全てのものを感じることが出来るのは、その場のその瞬間でしかありません。
そういう意味では、音楽という芸術は、他の芸術と違って、最も人生的とも言えます。
そしてそういう刹那的な美こそ、音楽の最大の魅力とも言えるかもしれません。
絶対に帰ってくることの無い、一瞬の美、ときめき、快感の連なりを、自分の声と周りの音とともに心行くまで味わって欲しいと思います。


お楽しみはこれからです。


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〈11月19日(土)オケ合せ[12:00-15:50](大ホール)〉
1200(20)受付開始(多目的ホール)
1220(20)声出し(多目的ホール)
1240(20)整列・移動
1300(90)オケ合わせ(大ホール)
 第九
 筑紫野市歌
1530(05)移動
1535(15)ダメ出し・連絡(多目的ホール)
1550解散
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≪11月20日(日)本番≫
1100(25)受付開始(多目的ホール)
1125(20)声出し(多目的ホール)
1145(15)整列・移動
1200(90)第2部ゲネプロ(大ホール)
1330(05)移動
1335(15)ダメ出し
1350(130)休憩・着替(各控室)
1500開演
1600頃 整列・移動
1620頃 本番
1715頃 終演
1725頃 解団式(大ホール客席)
1755頃 解散

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