ちくしの混声合唱団

福岡県筑紫野市で活動している「ちくしの混声合唱団」です。
毎月3回、木曜日か金曜日、19時から21時、筑紫野市文化会館を拠点に練習しています。
現在メンバーは40名程。主婦、サラリーマン、学校の先生、OL、学生さん等々。
老若男女何方でも、いつでも練習参加、見学、入団できます。

合唱経験の有無は全く関係ありません。
初心者の方、大歓迎です。
楽譜が読めない方も、とりあえず読んで歌えるようになります。
是非お気軽にお出で下さい。

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2月24日の練習

1900(15)基礎
1915(33)定演
 父なる御神に
 われに帰れ
 琵琶湖周航の歌
 まことの恋(4)
 わがジョニー(12)
1948(10)休憩
1958(48)定演
 むなしく老いぬ(14)
 羊飼いよ急ぎ行きて(24)
 夕べの歌(26)
 若者の歌(27)
 菩提樹(30)
2046終了
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今回の練習には、うっかり讃美歌や新曲の楽譜をそっくり忘れてしまいました。
次回は必ず持ってきます。


というわけで、今回の練習は基礎練習の後、既存の定演の曲目をソルファで読めるだけ読みました。
音やリズムの怪しい所をチェックして、直せる分は直すという練習でした。
勿論、何カ所もあったけど、驚くべきは(失礼)、ピッチが非常に安定していたこと。
音程に関しては、細かい所は兎も角色々あっても全体のピッチが安定していると、本当にノーストレス。
最後まで気持ち良くやれました。
逆にリズムに関しては、まだまだ甘いというか難しい所がありますね。
でもこれも次第に良くなってくると思います。


もう一つ、最近前々から薄々感じていたことで、今回の練習で特に感じ、そしてちょっと確信を持ったこと。
それは、今のちく混の歌い方ですが、少し前から、「ヴォーチェ・デ・フィンテ」という発声法を取り入れて、最初の基礎の練習の時から、あまり大きな声を出さずにむしろ出来るだけ力を入れずに柔らかく出してもらうようにしていて、それに皆さんも応えてくれていると思います。
その延長で、実際の曲もどの曲もとても柔らかく聴こえます。
歌の基本はしっかり声を出すことで、これまでにはむしろ多少乱暴でもそっちの方向で来てたので、それから比べると随分と変わってきています。
でも、今のちく混にはこれが良いと思います。
コロナで参加人数も少ないうえに、広い会場で、一人一人の距離を保たなくてはいけないという、それはそれでネガティヴな環境の中での練習ですが、でも一方でそういう時だからこそ、むしろ少人数のアンサンブルで出来る響きを作り楽しむことが出来ているように思います。
もしこういう状況が出来ていなかったら、もしかしたら今の様な響きには至らなかったかもしれない。


楽に歌っているから、耳が開いていて音程も良い。
人との距離が遠いだけに余計に耳を澄まそうとする。
そうして力で鳴らすのではなくて、柔らかくハモる。
音量に頼るのではなく、全体がバランス良く調和した響きを大事にする。
私は今の音、響きを大事にして、これを進化させたいです。
一つ、今のちく混の音に今後注文したいのは、それは「音のキレ」だと思います。
前にも書きましたが、音程と共にリズムに対してより厳しくなって「音のキレ」が良くなると、もう最強に近くなるんじゃないかなぁ。


あまり大きな声では言えませんが、正直僕自身は大人数での合唱は、そもそもですが、あまり好きではありません。勿論、それはそれなりの良さはあるけど。
むしろ今のちく混の様な音作りの方がずっと良い。


最初に(大きな)曲ありき、(大きな)箱(つまり演奏会場)ありきで、その為の舶来の発声なんかを必死にやって無理してきたない音出すよりは、そもそも自分の持ってる声を素直に出して、自分達の集まれる範囲、出来るレベルの曲で音楽を創ることの方が、よっぽと人間的な音楽のやり方だと思います。


コロナパンデミック、オリンピック、ウクライナ侵攻、そんなマスゲームに、個々の本来の人間の存在は感じられない。
そんなことして何が楽しいのかと思います。


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【3月3日】⑫
1900(15)基礎
1915(15)短い讃美歌ARA読み
 72.われ信ず、三つなる
1935(15)定演
 天には栄え(カノン)
 ひらいたひらいた
 かごめかごめ
 まことの恋(4)
 わがジョニー(12)
 むなしく老いぬ(14)
 羊飼いよ急ぎ行きて(24)
 夕べの歌(26)
 若者の歌(27)
 菩提樹(30)
 夏のあけぼの(31)
 神の栄光(34)
 父なる御神に
 われに帰れ
 琵琶湖周航の歌
 歓喜に寄せて
1950(10)休憩
1945(50)定演

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