ちくしの混声合唱団

福岡県筑紫野市で活動している「ちくしの混声合唱団」です。
毎月3回、木曜日か金曜日、19時から21時、筑紫野市文化会館を拠点に練習しています。
現在メンバーは40名程。主婦、サラリーマン、学校の先生、OL、学生さん等々。
老若男女何方でも、いつでも練習参加、見学、入団できます。

合唱経験の有無は全く関係ありません。
初心者の方、大歓迎です。
楽譜が読めない方も、とりあえず読んで歌えるようになります。
是非お気軽にお出で下さい。

お問い合わせは、このブログにコメントをお願いします。

5月25日の練習

1900(32)発声・基礎
1932(78)演奏会レパ
 浜辺の歌
 荒城の月
 琵琶湖周航の歌
 箱根八里
 青空は清く(17)
 踊りの歌(29)
 乾草の歌(20)
  (solfa×2~3、歌詞×1~2)
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ようやく演奏会用の楽譜が出来ました。
お待たせいたしました。
同時にチラシも出来ました。
チラシ、恐れ多くも私のデザインを殆どそのまま採用して下さって、それを城島印刷さんに綺麗にレイアウトして頂いて、昨日出来上がりを見て、ああ、確かに自分はこういう風に作りたかったんだと思って、嬉しかったり申し訳なかったりでした。
確かにそういう効果を狙ったんだけど、自分で言うのもなんだけど、合唱団らしからぬ、かなり個性的というかキワドイデザインですよね。
色んな催し物の沢山のチラシの中で、出来るだけ目立つようにという事を考えてのことでもあったんです。
でも、それはさておいても、前にも書いたけど、こういうチラシを作ってみたかったんだと思いました。
ちく混を、私は特に特別な合唱団とは思わないです。
むしろ本当を云うと、後で書きますが、ある意味正統派だと自分では思っています。
でもそれが、今の時流から言うと、ちょっとはみ出しているとは思う。
そういう意味で、個性は出したかった。
既成の活字とデザインを当たり前に使う他の合唱団とは一線を画したかった。
他ではこんなの作らんだろう、という位のものを作っても良いと思ったんです。
出来れば、皆さん、このキワドイチラシでもって(ちょっと難しいかもしれないけど)、お客さんを呼んで頂けると嬉しいです。



それと同時に、昨日の練習、チラシと楽譜が揃って気合がいよいよ入りましたよ。


ここで、一つ、凄く長くなりますが、演奏会と、昨日の練習も含めてこれからの練習について語ってみます。
長いし冗漫なので、読むと疲れるので、そのつもりでm(__)m



皆さんは、何の為に演奏会をしますか?
例えばプロはお金に為に演奏会をします。
じゃあ、アマチュアは?
今回の無料のコンサートは何の為?
色んな考え方があると思うけど、僕は大体次の様に考えています。
あくまで僕の考えです。


まず大前提として、ちく混は演奏会を目的とした合唱団じゃないと私は思っています。
巷には、大体1年に1回の演奏会を目的とした合唱団が多いですよね。
殆どと言って良いかも知れない。
私が別でやっている、福岡コール・フェラインなんかまさにそうです。
演奏会を前提にしてこそ毎回の練習がある。
それも勿論、アリなんだけど・・・
だけど、少なくとも僕の中では、それが決して理想ではないし、ちく混はそうじゃない。
なにが目的かというと、メンバーの皆さん其々に其々の生活がある中で、月に3回集まって皆で合唱して、そこで音楽を楽しむのが目的。
つまり日頃の練習こそが本番で、そこで出来るだけ良い音を出してその音楽に浸るのが一番の目的。
そうすることによって、自分の生活とか人生が豊かなものになる。
アマチュアにとっては、それが一番大事だと思います。


じゃあ、演奏会は?
それは、目的ではなくて、一つの目標です。
スポーツでも芸事なんでもそうだと思うけど、続けていると当然上達してきて、上達すればするほど、楽しさのレベルや深みも上がっていきますよね。
演奏会というのは、日にちが決まっていて、しかも人の前で演奏するから出来るだけ下手な演奏はしたくない。
そういう時間的制約と精神的縛りがあるので、その中で、与えられた曲を限られた時間の中で自分なりにどこまで歌えるようになるかということ、それは明確な目標になります。
合唱は皆でやるものだけど、結局成長するのは其々団員の個人自身の問題です。で、それは別に演奏会が無くても考えられることだけど、そういう演奏会という目標が出来るとモチベーションが上がりますよね。
つまり、楽しみのレベルを一気に上げるチャンスになるんです。
そこが大事な点だと思います。
そういう意味で、演奏会1回は練習50回に相当すると言われます。
逆にそれぐらいやる価値があるとも言える。


ところで、上から目線っぽくてちょっと申し訳ないんですけど、ちく混では、発声練習で声の出し方、ユニゾンで音の合わせ方、音階練習やパターン練習で音の言葉の喋り方を身に付けます。そして譜読みで楽譜の読み方を身に付けます。
また、曲の練習も最初にパートを一つずつ取り出しての練習もしています。
つまり、後はやろうと思えば自分一人で練習して歌えるようになるはずなんです。
最初は時間は掛かるけど。
でも、もしそれを、皆がちゃんと歌えるようになるまで、私が手取り足取り練習するのは、それは大人のすることじゃないと思う。
それに、皆で集まってやる練習は、基本的には合唱の練習なんですね。
勿論、その中で個人も練習するんですけど、単なる個人や或いは一つのパートの為に練習をするところではない。
最も大事なのは、アンサンブルの練習であり、アンサンブルを楽しむところなんです。
だから、よりそれを楽しもうと思うなら、頭脳と神経を集中してあの時間になんとか歌えるようにするか、そうでなければ予め出来てない所を自分でさらって来るかだと思います。
私は、個人の自主練習を決して強く勧めるつもりはないけど、もし自分で歌えていない所を自分で少しでもさらって、次の皆と合わせる時に上手く行けば、そっちの方がより楽しいと思います。多分、周りもそうだと思う。
そしてともかく演奏会という一つの目標に向かって、どこまで自分が歌えるようになるかちょっと頑張ってみるのは、そのこと自体にそれなりの面白さがあると思う。
でも逆にそう言う、いわゆる、スポーツ的な達成感ばかりを求めるもちょっと違うとは思うけど。
でも、そういうことをして、結果的にレベルアップをするには、演奏会はとてもいい機会だと思います。


そうして、演奏会という具体的な目標によってレベルが上がった上で、またそのレベルから通常の練習が始まると、さらに面白くなる。
でもこれは、僕に言わせると、ちく混の様に自分で譜読みをやっているから出来ることだと思います。
よくあるように、これを毎回の演奏会で、自分でちゃんと譜面を読まず、ピアノかなんかで音を取ってもらって、それで歌って演奏会をしても、極端に言えば単に経験値が増すだけで、本当のレベルアップには決してならないと思います。
纏めると、演奏会は普段の練習で音楽を楽しむ、その楽しみのレベルを上げる為の、一つのレベルアップの為の目標です。


今やっている練習は、そういう、今でしか出来ない特別なレベルアップの段階に入ったという事だと思います。
期限は決まっています。
だから皆でやれる練習の、その時間と、やることも決まっている。
最初は多少厳しいと思うかもしれないけど、いずれはそれが普通になる。
そしてその普通からまた次のステップへ向かう。
そうして、「楽しさ」のレベルが、単にニコニコみんなで仲良く歌いましょうではなく、もっと良い音を「楽しむ」段階に、そして本当に音楽を自分達で創っていくというそういう創造の「楽しさ」のレベルに向かっていきたいなと思うわけです。


先は長い。1回や2回の目標、つまり1回や2回の演奏会をやったぐらいでは、納得できるレベルにはいかないかもしれない。
でも向かうべき姿勢がしっかりしていれば、それで良いと思います。



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【6/1】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 霜のあした
 ふるさとの想い
 海への祈り
 月の光
 夕べの歌
 はるかなる山のあなた
 サンタルチア
 見上げてごらん夜の星を
 第九
  (solfa×2~3、歌詞×1~2)
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【6/15】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 祈り
 わが魂は待つ
 聖なるかな
 Gloria in Excelsis Deo
 かりかりわたれ
 浜辺の歌
 荒城の月
 琵琶湖周航の歌
  (solfa×1、歌詞×2)
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【6/23】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 箱根八里
 青空は清く
 踊りの歌
 乾草の歌
 霜のあした
 ふるさとの想い
 海への祈り
 月の光
  (solfa×1、歌詞×2)
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【6/29】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 夕べの歌
 はるかなる山のあなた
 サンタルチア
 見上げてごらん夜の星を
 第九
  (solfa×1、歌詞×2)
 祈り
 輝く明星
 わが魂は待つ
  (歌詞×2)
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【7/7】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 聖なるかな
 Gloria in Excelsis Deo
 かりかりわたれ
 浜辺の歌
 荒城の月
 琵琶湖周航の歌
 箱根八里
 青空は清く
 踊りの歌
  (歌詞×2)
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【7/13】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 乾草の歌
 霜のあした
 ふるさとの想い
 海への祈り
 月の光
 夕べの歌
 はるかなる山のあなた
 サンタルチア
 見上げてごらん夜の星を
 第九
  (歌詞×2)
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【7/21】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 祈り
 輝く明星
 わが魂は待つ
 聖なるかな
 Gloria in Excelsis Deo
 かりかりわたれ
 浜辺の歌
 荒城の月
 琵琶湖周航の歌
 箱根八里
 青空は清く
 踊りの歌
 乾草の歌
 霜のあした
 ふるさとの想い
 海への祈り
 月の光
 夕べの歌
 はるかなる山のあなた
 サンタルチア
 見上げてごらん夜の星を
 第九
 (通し→ダメ出し)
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【7/27】
1900(30)発声・基礎
1930(80)演奏会レパ
 祈り
 輝く明星
 わが魂は待つ
 聖なるかな
 Gloria in Excelsis Deo
 かりかりわたれ
 浜辺の歌
 荒城の月
 琵琶湖周航の歌
 箱根八里
 青空は清く
 踊りの歌
 乾草の歌
 霜のあした
 ふるさとの想い
 海への祈り
 月の光
 夕べの歌
 はるかなる山のあなた
 サンタルチア
 見上げてごらん夜の星を
 第九
 (通し→ダメ出し)
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≪7月30日(日)第一回定期演奏会≫
第1ステージ「祈りの歌」
 祈り
 輝く明星
 わが魂は待つ
 聖なるかな
 Gloria in Excelsis Deo
第2ステージ「日本の歌」
 かりかりわたれ
 浜辺の歌
 荒城の月
 琵琶湖周航の歌
 箱根八里
(休憩)
第3ステージ「ヨーロッパの民謡」
 青空は清く
 踊りの歌
 乾草の歌
 霜のあした
 ふるさとの想い
 海への祈り
 月の光
 夕べの歌
 はるかなる山のあなた
 サンタルチア
アンコール
 見上げてごらん夜の星を
 第九
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